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鍼灸治療での免疫力向上!? 【免疫のメカニズムを理解して健康な身体へ】|小田原ゼロスポ鍼灸・整骨院小田原
こんにちは!!
コリフレッシュ鍼灸整骨院です!!
早速ですが,鍼灸治療が免疫力に影響を及ぼすことをご存知ですか?
ご存知ない方も大勢いらっしゃるのではないでしょうか。
鍼灸治療では,まず全身の血流を改善することができます。
それにより,基礎体温が上がり,体が暖かくなります。
体温が上昇することにより白血球の働きが促進されて,免疫力の向上に繋がります。
風邪をひいた際などに発熱するのはこれが理由で、体内にウイルスが侵入した際に,体が免疫力を上げようと体の設定温度を上げてしまうことが発熱のメカニズムです。
なので,低体温症の人は白血球の働きが鈍いためにウイルスの侵入に対して,抵抗力が弱くなりがちです。
また,風邪等が発症して発熱した際に,日頃の体温との差が激しいとより体力を消耗してしまい,抵抗する力が持続しません。その場合はより症状が長期に渡ってしまったり,症状が強く出てしまいます。
日頃から低体温の方や冷え性,運動不足の方は注意が必要ですね。
次に,鍼灸治療は体温だけでなく,直接白血球の数を増やすことも可能です。
最近の研究では,特にNK細胞というウイルスにいち早く攻撃を仕掛ける白血球を増やしてくれることがわかっています。これにより,ウイルスの増殖を防いで発症の防止・症状の緩和が可能です。
さて、ここまでお読みいただいた方は、予防接種すればいいんじゃない?
と思われる方もいらっしゃるのではないでしょうか?
まず予防接種は、ウイルスを食べた白血球から情報を受け取り、そのウイルス専用の武器(抗体)を作るのを助けます。これを専門的には液性免疫と言います。
それに対して、鍼灸は先ほども言ったように、ウイルスに直接攻撃をする白血球を増やしてくれます。専門的には細胞性免疫と言います。
このように、それぞれ別の効果が望めます。
また、予防接種は専用の抗体の産生を助ける為、ウイルスごとに受ける必要があります。
それに比べ鍼灸治療では、異物であれば見境なく攻撃してくれる白血球を増やすので、全般の異物に対して免疫力を向上することが可能です。
このように、特徴がそれぞれ違うので、理想をいえばどちらか一方というよりは、両方やっておくと安心ですね。
また副次的な効果として、基礎代謝の向上や冷え性の改善等にも繋がりますので一石二鳥です。
特に今は、新型コロナウイルス感染症の脅威や自粛・在宅勤務等による運動不足による筋肉量の低下は、基礎代謝量の低下や冷え性の原因にもなります。
お悩みの方は、一度ご相談いただければと思います。